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2012年4月、改正介護保険法と新たな介護報酬が施行されます｡1.2％のプラス改定と示されましたが、介護職員処遇改善交付金（介護報酬２％強の引き上げに相当）が介護報酬に組み込まれることから、実質0．8％のマイナス改定となります。新制度は高齢者の暮らしや私たちの仕事にどんな影響があるのでしょうか？
この改定を正しく理解するために学習会を開催することになりました。広島県介護保険課よりお話をいただきます。介護現場で働くみなさん、ぜひ参加ください。

広島県労連介護福祉労働者連絡会は12月1日「高齢者が安心して生活できる施策の実施と介護労働者の処遇改善」を求めて広島県に要請を行い、介護保険課に対応いただきました（要請別紙）。交付金の継続を求める要請に対して県は、「介護職員処遇改善交付金は4月以降介護報酬で支払うことが国の方針になっている。全国知事会では、介護職員の処遇が改善されるよう要請しているところである」と回答。介護の医療行為については「痰吸引については4月から国が研修を行う。県も研修事業を計画し、事業所1名は指導者を育成するようにする」など今後の県の取り組みについて説明いただきました。

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　2012年度の制度改定に向けた介護保険法案はさまざまな問題点が浮上しています。△法案は「要支援」と認定された高齢者へのサービスを市町村の判断で安上がりなサービスに置き換えることを可能にする△医療専門職が行なうべき痰吸引や胃瘻などの医療ケアを介護職員に押し付ける△介護療養病床廃止の方針を変えておらず急性期を脱した患者の行き場を奪うーなどがあげられています。しかし6月15日参院本会議で、「民主、自民、公明、みんな」の賛成でこの法案は可決・成立しました。
　今回の成立した介護保険法についての問題点を、介護オンブズネットおおさかの日下部雅喜さんが鋭く斬ります。多数ご参加ください。
さらに、同日連絡会第6回総会も開催します。どなたでも参加いただけますので、合わせてご案内します。
記
◇日時　７月９日（土）１３時〜１６時
◇場所　広島ロードビル３Ｆホール
◇内容　学習会　「改正」介護保険法　ここが問題
　　　　　講師　大阪社会保障推進協議会　日下部　雅喜さん
　　　　　参加費　無料
総会　介護福祉労働者連絡会　第６回総会

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要支援１・２を介護保険外の安上がりな「市町村総合事業」に置き換えるなどの改悪について、別添の国会議員への要請を緊急にＦＡＸしてください。

　連絡会は、3月5日東区民文化センターで第4回学習交流会を開催しました。テーマは「介護で心が疲れないためのコーチング」講師は丸山法子先生。連絡会以外からも14事業所
24人から参加があり、全体で54名が学習しました。
　丸山先生から、「介護や医療は、人に向き合うしんどさはあるものの、相手を通じて学びが得られる自己成長の場であり、コミュニケーションの質が問われるすばらしい仕事です。そのなかで聞くスキルをあげる必要があり、大切なのは『何を話すか』より『どうやって話すか』です。質問するときは『あいづち』を引き出し、『はい・いいえ』を引き出し、『選択肢から選んでもらう』など考えると、相手が答えやすくなる。人間は『視覚』『聴覚』『体感覚』のどれかをみて接するとうまくいくなど教わりました。
　１対１で自分のあこがれの人を話すことや、その人をほめる「賞賛のシャワー」を浴びる心地よさなど、素敵な３時間を送ることができました。
　参加者からは「最近仕事に疲れを感じていたので、また元気を取り戻すことができそうで、来てよかったと思っています。」など前向きの感想をいただいています。（詳しくは連絡会ニュース「きずな」をご覧下さい）