安倍改憲を止める正念場の秋　
３千万署名を早期に達成しよう 　(2018/11/15)

【10・19全労連アピール】
　自民党総裁に３選された安倍晋三氏は、「３年の任期中にチャレンジしたい」と改憲への決意と執念をあらためて示しました。日本国憲法は戦後最大の現実的危機を迎えています。一
　安倍首相が９条に書き込もうとしている「自衛隊」は、戦争法にもとづき「海外で武力行使する自衛隊」です。この「改憲」により、自衛隊員にもたらされるのは「誇り」ではなく、海外の戦場で「殺し殺される」危険です。そして、この「改憲」により、戦争放棄・戦力不保持の憲法第９条が死文化し、自衛隊の無制限の武力行使に道を開くことになってしまいます。
　このような「９条改憲」を国民は望んでいません。いま、国民が政治に求めているものは、第一に社会保障（年金・医療）であり、第二に経済対策です。どの世論調査をみても、「臨時国会に改憲案を提案すること」について、「反対」が「賛成」を上回っています。改憲に大きくシフトした第4次安倍改造内閣ですが、強引に「改憲」をすすめれば、国民との矛盾は拡大せざるをえません。
　いま、自民党が臨時国会を改憲策動の新たな盛り上げの場にしようとしているもとで、（１）臨時国会を改憲議論の場にさせない、（２）次期通常国会で改憲発議を絶対させない、（３）そして来年の参議院選挙では改憲派の３分の２の議席獲得を許さない、その決意を固めあいましょう。それこそが、改憲を阻む最大の保障となります。そのためには、3000万人署名を早期に達成することが一番の条件です。
　9月30日投票の沖縄県知事選挙で、翁長知事の遺志をつぐ玉城デニー氏が過去最高得票を得て圧勝しました。官邸主導で国家権力を総動員して沖縄の民意をつぶそうとした安倍政権に、痛烈な審判を下したのです。
　戦争法から３年。「戦争する国づくり」が、社会にも職場にも様々な影を落としはじめています。私たち労働者は、戦争の被害者にも加害者にもなりたくありません。平和でなければ、安心して安全に働くことはできません。いい仕事をしたい、誇りをもって働きたい。だから、この秋、すべての職場で、すべての地域で憲法を守り生かす運動を展開しましょう。

【行動提起】
１．全組合員参加で３千万人署名の目標（広島県労連目標５万）を早期に達成しよう。
☆組合員がまず署名、家族・知り合い・友人・・なじみのお店などに声をかけよう。
２．旺盛な宣伝行動で「憲法の風」を職場・地域に吹かそう。
☆３の日・９の日、19の日など地域の行動に参加を！
３．「憲法カフェ」で集まって、語り合おう。
４．国会議員に要請ＦＡＸを送ろう。
５．自治体・商工団体・自治会等訪問して懇談しよう。

広島県労連第30回定期大会が開催される！！ 　(2018/10/07)

広島県労連第30回定期大会は、９月22日、広島市西区で開催され、加盟単産・地域組織から代議員、専門部・専門機関からの特別代議員と傍聴など94名が参加。熱心な討論を経て運動方針・予算を採択し、新役員を選出しました。
第30回定期大会は、大内理枝副議長の開会あいさつで始まり、佐々木里美代議員（広島自治労連）と金子秀典代議員（ヒロシマ労連）を大会議長団に選出し、八幡直美議長が幹事会を代表してあいさつに立ちました。
大会には、全労連から岩橋祐治副議長、戦争させない・９条壊すな！ヒロシマ総がかり行動実行委員会からは山田延廣共同代表が来賓として出席され、それぞれごあいさついただきました。政党へは、戦争法廃止憲法擁護の立場で共闘し、奮闘いただいている野党４党に要請をし、日本共産党広島県委員会・高見篤己常任委員より、激励の挨拶をいただきました。また、多くの友誼団体から連帯のメッセージが寄せられました。
門田勇人事務局長が1年間の活動報告を行い、藤本健事務局次長が新年度予算を提起しました。方針提案を受けて21名の代議員が発言。職場・地域の運動や要求を訴えました。
討論を受けて門田事務局長は、「��政府の労働者破壊攻撃�∞�企業・組織での合理化、モラル低下�≠ﾉ対する闘いが特徴的。組織化の推進、地域に出ることの重要性と、継続することの大切さが語られた大会だった」とまとめました。
すべての議案を満場一致で採択。役員選挙では22人の新役員が選出されました。
新しく選出された神部泰議長は「労働者が人間らしく働き、いのちと健康を守る課題、安倍政権の改憲策動と戦争する国づくりをストップさせるために、職場・地域から大きな対話と運動をひろげましょう」と呼びかけました。大会決議が全員の拍手で採択され、松尾宏副議長の閉会挨拶、神部泰新議長の団結ガンバローで大会を終了しました。

核兵器廃絶をめざし
国民平和大行進 県内を行進中 　(2018/08/02)

(.png) 1182290ﾊﾞｲﾄ

　広島・長崎の悲劇を全世界に伝え、核兵器廃絶を実現するために、毎年実施される平和行進。
　東京〜広島コースが7月26日に、富山〜広島コースが7月30日に広島入りし、8月4日の広島平和公園に向けて行進しています。
　今回は、海外青年リレーの代表として3人の海外代表が参加しています。アメリカニューヨークから参加のエミリーさんは「私は生涯かけて核兵器を禁止させるために闘い続ける」と話し、グアムから参加のシオボンさんは「被爆者のみなさんからいろりおなことを学べることを光栄に思う」と言います。さらにアメリカニューヨークからさんかのエムさんは「平和行進に参加することは一体感や可能性、希望を与えてくれる」と平和行進の役割について語ります。
　8月2日には長崎〜広島コースが大竹入りします。実行委員会では、現地広島のみなさんにも一歩でも参加しようと呼びかけています。

7月29日国民平和大行進中止について 　(2018/07/29)

7月29日（日）6時現在、広島県三原地域に「大雨」「暴風」「波浪」警報が出されています。この警報は午後にかけて継続される見込みです。よって、29日の三原での平和行進は中止とします。

なお、30日（月）は10時竹原市役所発で行進が行われる予定です。（警報が出されている場合は中止ですので、確認の上ご参加下さい）

7月29日平和大行進中止について 　(2018/07/29)

7月29日（日）、6時現在三原地域に「暴風」「波浪」警報が出されています。この警報は午後にかけて継続される見込みです。
よって、本日予定していした「国民平和大行進」は中止とさせていただきます。

7月29日国民平和大行進中止について 　(2018/07/29)

7月29日（日）6時現在、広島県三原地域に「大雨」「暴風」「波浪」警報が出されています。よって、29日の三原での平和行進は中止とします。
なお、30日（月）は10時竹原市役所発で行進が行われる予定です。（警報が出されている場合は中止ですので、確認の上ご参加下さい）

最低賃金はいますぐ千円に
〜最低賃金引き上げ統一行動〜 　(2018/07/19)

　最低賃金は、法律が定める「賃金の最低基準」です。年齢や性別、職種、雇用形態に関係なく、これを下回る賃金は法律違反です。日本の最低賃金制度は、多くの国際機関からも指摘・懸念される低水準です。さらに地域別にランク分けされ、最高の東京都最低の沖縄では２２２円もの差があり、その地域間の実額差が年々広がることが、地域経済を疲弊させる一因にもなっています。

　広島県労連パート・臨時・嘱託労組連絡会（パリン）は、第二次最低賃金統一行動の６月15日には、さまざまな行動が繰り広げられました。
　まず、８１８円の最低賃金の低さを実感し、その問題を訴えようと、８１８分間（13時間38分）のハンストをお行いました。自治労連から94名を含む１１４名が参加しました。
　また、15日、広島バスセンター前では、７時半からの「ディーセントワークデー行動の「働き方改革」法案阻止を求める行動に続き、８時から「全国一律の最低賃金をつくろう」チラシを配布。この行動には22名が参加しました。
　パリン会長の山田勝幸さんらが「今の最低賃金では人間らしい生活ができません。生計費試算調査では時給１５００円が必要との試算が出ています」と話し、「いますぐ千円、１５００円の実現を」と、格差のないのは当たり前の社会を創ろうと訴えました。その後広島労働局前で座り込みを行い、大内理枝パリン福間医長らが、「労働者の賃金の低さの要因の一つに最低賃金制度の問題がある」と、今すぐ千円にとリレートークを行いました。

5月1日　広島県内5カ所でメーデーが開催される 　(2018/05/27)

広島県中央メーデー集会は5月1日広島市中央公園ハノーバー庭園で開催され、実行委員会56団体や政党、市民など800人が参加しました。実行委員会代表委員の八幡直美県労連議長は、「安倍政権が進める『働き方改革』は残業の上限を月100時間も許す、過労死促進法である。8時間働いて、安心して普通に暮らせる社会を実現しよう」と訴えました。「憲法9条『改正』反対や非正規雇用労働者の待遇改善、核兵器の全面禁止」などを掲げたメーデーアピールを採択。参加者は、タカノ橋商店街まで「賃上げや均等待遇の実現」を訴えながらデモ行進しました。
福山地区統一メーデーは、福山地区労会議・福山市現業労組・国労などでつくる実行委員会が、主催し、25団体120名が参加しました。　西谷章実行委員長は、「第2次安倍政権誕生からちょうど5年半。国民を苦しめる安倍政権は退場しかありえない」と強調しました。暮らしと雇用、平和を守る政治への転換を求めるメーデー宣言を採択し、市中心部をデモ行進しました。
尾三メーデー集会は、5月1日17時30分より尾道市民会館にて開催され、40名が参加ました。主催者を代表して川井雄二尾三地域労連議長があいさつを行い「メーデーの起源にある８時間労働を根底から覆す「安倍働き方改革法案」の廃案を目指す決意と8時間働けばまともな暮らしができる社会を目指そうと」よびかけました。集会後は、尾道市役所前からＪＲ尾道駅までデモ行進を行い、本通り商店街では「消費税増税反対」「中小企業を守れ」とアピールを行いました。
呉メーデー集会は、5月1日15時から堺川野外音楽堂で開催され80名が参加、ナッパーズ等の歌声のあと、森芳郎実行委員長が「市民と野党の共闘で、九条改憲阻止、働かせ方改革をはね返し、安倍政権退陣に全力を挙げよう」と挨拶、県労連など来賓挨拶、総がかり行動、年金改悪反対、教科書裁判の闘いの報告のあと、「労働者いじめ、国民不在の悪政を押し返す決起の日に」とのメーデー宣言を力強く採択。集会後、市中心部をデモ行進し市民にアピールしました。
県北メーデーは、5月1日三次市出会いの広場で開催され、33名が参加。うたごえサークルの歌唱で始まり、岸泰弘議長の挨拶の後、来賓の挨拶で「5月1日にメーデーを開催することが大事」と強調。集会宣言採択の後、市内をデモ行進し、「安倍9条反対！」「8時間働けば暮らせる社会の実現を！」などとコールし、安倍政権退陣に向けて、職場と地域から取り組みを強めていく決意を固め合いました。

均等待遇実現を掲げストライキ、
郵政産業労働者ユニオン呉支部16名 　(2018/05/08)

　郵政産業労働者ユニオン呉支部は３月20日（火）、劣悪な労働条件で働く非正規社員の均等待遇・正社員化の実現と、賃金引き上げ・各種手当の増額を要求しストライキに突入しました。呉では８年ぶりのストライキです。　
　始業７時40分からのストライキには、16名のスト突入者にユニオン各支部と県労連・呉地区労連・県労協からの支援を含め総勢80名が集結しました。
　上関英穂中央執行委員は本部交渉の報告の中で「日本郵便�鰍ﾍ４千億円の利益をあげ、一千億円の株主配当をする一方、私たち労働者に賃上げはない。２０００万人を超える全国非正規の均等待遇実現など掲げ、怒りを持って闘う決意だ」と訴えました。
　続いて、服部浩呉支部長から「私たちは非正規労働者の均等待遇実現・正社員との格差是正を求め裁判でも勝利したが、会社はその判決さえも無視したベアゼロ・手当廃止回答を行っている。労契法20条の趣旨を骨抜きにしていることに強く抗議する。40万人の郵政グループ社員の大幅賃上げと均等待遇の実現がいま求められている」とのストライキ宣言が読み上げられました。
　広島県労連神部泰副議長ら支援団体からの連帯挨拶があり、最後に三嶋研二中国地本委員長が「最後まで要求貫徹で頑張りたい」と決意を表明し、全員のシュプレヒコールで約１時間の集会を終えました。

安倍暴走政治は許さない！
18春闘勝利広島県決起集会に250人が結集 　(2018/04/17)

３月15日の全国統一行動日の夕方県庁前に２５０人が結集しました。
挨拶にたった八幡直美議長は、「『森友』文書では改ざんが、働き方改革の審議もデータねつ造が明らかになり、政府は提案を引き下げた。国民の世論と運動によって自民公明政権の暴走を押しとどめることができる。『3000万署名』の取り組み強化で、改憲を断念させ、８時間働けば人間らしく暮らせる賃金、正規雇用が当たり前の社会を実現しよう」と春闘勝利に向けて、最後まで粘り強くたたかうことを呼びかけました。
職場からは、労働契約法20条裁判に勝利した岡崎徹さんが「真の均等待遇実現を」と、広島医療生協労組の石川昇さんは「要求前進をめざし75人の団体交渉、31人の指名ストライキを成功させた」こと、県労連パリン森岡朋子さんは「働く貧困層が増える中、最低賃金は１０００円に」の取り組み強化が急務と、広島市職労木下克己さんは「長時間労働削減をめざしパトロールを強化している」こと、国労広島地本の山上茂典さんは「労働条件の改善と共に、安全安定輸送を求めることが国労の姿勢」と、それぞれの立場で春闘を闘いぬく決意を述べました。
「すべての仲間の賃上げと雇用の安定で、くらしと経済を立てなおそう！」のアピールを採択し、「貧困と格差をなくせ」「賃金をあげろ」などとコールしながら市内を行進しました。