原爆訴訟を支援する会、公正な判決求め街頭宣伝 　(2006/01/27)

　原爆症の認定を求める集団訴訟を支援する広島県民会議（原爆訴訟を支援する会・田村和之代表世話人）は２０日、広島市中区の福屋デパート前で第３回目の街頭宣伝をしました。

　来月２２日の広島地裁の結審に向けて、広島原告団の舛岡善光副団長や池田ハツ子さん、二つの被団協の金子一士、坪井直の両理事長をはじめ支援者ら３２人が参加してビラを配り、公正な判決を求める署名を集めました。

　支援する会の渡辺力人事務局長らがハンドマイクで「ヒロシマ・ナガサキの悲惨を世界のどこでも繰り返してはならないと、原告の被爆者たちは病におかされた体と人生をさらして、たたかっているのです」と訴えました。

　７人分の署名を集めた舛岡副団長は「勝つまでは生きていたい」と語りました。署名した公務員の女性(29)＝広島市中区＝は「年とった被爆者のために、早くしないと間に合わなくなる。核兵器はなくなってほしい」と話していました。

（写真＝街頭宣伝をする原爆訴訟を支援する会の人たち＝２０日）