広島共同センター、昼休みデモ、イラクへ派遣延長反対 　(2005/12/18)

　イラク特措法による自衛隊の当初の派遣期限だった１４日、広島県労連や県原水協など２０団体でつくる「憲法と平和を守る広島共同センター」（藤本幸作代表）は自衛隊の即時撤退を求める昼休みデモをしました。

　出発にあたって県平和委員会の湯川寛子代表理事が「政府は派遣の一年延長を決めたが、主要任務だった水の供給も２月に終わり、イラクの人たちも撤退の要求が多数だ」とあいさつしました。

　「米軍岩国基地の拡大・強化を許すな！　自衛隊は、イラクから即時撤退せよ！」の横断幕を先頭に、約８０人が広島市中区の京口門公園から原爆ドーム前まで行進しました。

　「自衛隊の海外派兵は憲法違反だ」「イラクに大量破壊兵器はなかったぞ」「米軍基地のたらい回しをやめろ」「広島湾を米軍の訓練場にするな」とシュプレヒコールをあげ、原爆ドーム前で「団結がんばろう」と三唱しました。