０６国民春闘広島県共闘委員会結成総会開く 　(2005/12/14)

＠＜可能だ！もうひとつの日本
これでいいのか 小さな政府−大きな負担

　０５春闘共闘の呼びかけで１２月９日、「０６国民春闘広島県共闘委員会結成総会」が開かれ、約９０人が参加しました。

　呼びかけ人を代表して挨拶に立った尾野進広島県労連議長は、生活保護切り下げ訴訟に触れ、国民・労働者の最低限の生活を保障する運動を盛り上げようと呼びかけました。

　「自民党『新憲法』草案批判ー理念なき改憲ー」と題して、特別講演を行った新谷一幸広島修道大学教授は、「平和と福祉」の道か、「戦争と貧困」の道か、歴史的な岐路と呼びかけ、「草案」を逐条的に検証し、グローバル化と新自由主義的構造改革貫徹のための布石と警告しました。

　内谷富雄広島県労連事務局長は、�@すべての労働者の賃上げ、�Aいのちと安全を守り、雇用確保、ＣＳＲ確立、�B大増税と公務サービス切捨てを許さない、�B国民投票法案反対、憲法改悪阻止の大運動を地域運動の役割を重視し奮闘するなどの内容の「０６国民春闘」方針を提起しました。

　また運営要領、役員体制などが提案、３名が発言、すべての議案が了承され、０６国民春闘を全力でたたかうことが確認され閉会しました。

（写真＝結成総会で呼びかけ人を代表して挨拶する尾野進広島県労連議長）