「医療・税制・憲法改悪阻止へ」　　　　全労連春闘討論集会ひらかれる 　(2005/12/07)

　自民党や民主党が公務員の大幅削減や賃下げを競い合い、小泉「構造改革」で財界の意向にそった労働組合攻撃が強まるもとで、全労連は「もうひとつの日本」を対置し、安心と平和をめざす労働者・国民の共同と新しい流れを広げる運動の方向を話し合いました。

　熊谷金道議長は、医療制度改悪、サラリーマン増税・消費税増税、改憲の動向にふれ、職場・地域でのたたかいと同時に、広範な国民と共同し、これを許さないたたかいにに全力を挙げようと呼びかけました。

　０６春闘方針を提案した坂内三夫事務局長は、＠＜�@もう一つの日本の流れを確実なものにする。　＠＜�A非正規、青年、女性の要求実現をめざす社会の実現。　＠＜�B国民の安全・安心を破壊する公務・公共サービス破壊阻止。　＠＜�C「組織拡大こそ最大の要求闘争」を強調しました。

　提案を受け討論には、３７単産・地方が発言し概ね方針通り奮闘する決意が述べられました。

　また、女性の発言が７名、参加率１４％であることが報告されました。広島からは、尾野進議長、内谷富雄事務局長が参加しました。