広島県地域と人権研究集会、住民が輝くまちづくりを。約１６０人が参加。 　(2005/12/01)

　広島県地域と人権問題研究集会が１１月２６日、「住民が輝く集落・まちをどうつくるか」をテーマに広島市西区で開かれました。

　集会の名称を「広島県人権と部落問題研究集会」から昨年改めて、通算２３回目となるもので、約１６０人が参加しました。

　新谷一幸集会実行委員長が基調提案をおこない、�@県内の人権諸課題を確認する�A同和行政終結後の一般行政がどうなっているか明らかにする�B平和で安心して暮らせる地域づくりの経験を交流する―ことを「集会の中心に進める」と述べました。
　また、自民党の「新憲法草案」や広島県の「街宣規制条例」による人権侵害について「住民が輝く地域づくりの課題にどのような影響を持つのか考えたい」と提起しました。

　吉岡昇岡山県地域人権運動連絡協議会事務局次長が「自分たちの力でできる元気で楽しい活動を〜岡山の地域人権運動の経験から〜」と講演。

　保母武彦島根大学副学長が「集落づくり・まちづくりの第一歩をどこからはじめるか」と題して講演しました。

　参加者は、県内の人権問題についての意見交流をしました。