改憲・庶民増税を許すな11・３県民集会に５００人 　(2005/11/05)

　広島県労連や県原水協など２０団体でつくる「憲法と平和を守る広島共同センター」は３日、広島市中区の中央公園で「憲法改悪阻止　庶民増税を許すな！」と掲げた県民集会を開き、約５００人が参加しました。
　広島のうたごえ協議会による平和の歌声の後、共同センター代表の藤本さんは「日本人が戦後６０年間、戦争で殺しも殺されもしなかったのは９条のおかげ。自民党が自衛軍を盛り込んだ案を出したが、改憲阻止のたたかいに頑張ろう」とあいさつしました。
　日本共産党から６日投票の県知事選に立候補している藤田しょうし党県書記長と同日投票の県議安佐南区補選に立候補している、おおうえ和子党県女性・児童部長が紹介され、藤田氏は「憲法を守るだけでなく、暮らしと平和に生かして光り輝かせ、足元に届く県政をつくりたい」と決意を表明しました。
　全教広島、県平和委員会、原爆訴訟を支援する会、ヒロシマ革新懇、民商県連から活動報告があり、参加者は「改憲・大増税阻止に向けた重大な年となる２００６年に向けて、広範な県民と共にたたかいを広げよう」とのアピールを採択。「平和憲法を守ろう」「庶民増税許すな」のロゴが入った５００個の風船を沿道の市民や子どもたちに配りながら、市内中心部をデモ行進しました。