戦争も貧乏もイヤなんじゃー
第59回はたらく女性の広島県集会に110人 　(2016/02/24)

第59回はたらく女性の広島県集会は、２月14日（日）広島市中央公民館ホールで行われ、会場いっぱいの１１０人が参加しました。この一年間の「戦争法反対」「戦争法廃止」のさまざまな行動が、スライドで紹介されました。続いて、フラダンスに合わせて「青い空は」の歌声を響かせました。
　実行委員長の三宅昌子さんは「女性のしなやかさ、柔らかさを存分に発揮して、平和憲法を守っていこう」と開会あいさつを行いました。
　続いて４人の方から発言がありました。「保育士からみた今の親たちと子どもたちの状況」広島市職労中石浩美さん、「健康で文化的な最低限度の生活とは」パ臨連大内理枝さん、「ソーシャルワーカーのみた社会保障制度の貧困から」広島共立病院山地恭子さん、「戦争と障がい者の人権」おりづる作業所久保洋子さん。
「戦争法と女性の貧困」と題して、司法書士の呂民愛（りょう　みね）さんが記念講演を行いました。呂さんは「昔は国民は貧乏だったが、今は生活困窮者になっている。その特徴は、格差の拡大の中、食事もままならない人が多くいることだ。奨学金の返済を含めて、貧しい国民は、子どもたちにも貧困の連鎖が続いている。経済的徴兵制という言葉が現実味を帯びるほど、国民を不安に駆り立てている」と貧困について語り、最後に「私は在日朝鮮人で選挙権はない。政治を変えるには選挙しかない」と、投票に参加することを切に訴えられました。
　バザータイムの後、佐々木マツエさんリードで「凝り固まった、心と肩をほぐそう」とストレッチ体操を行い、煙崎久美子事務局長より行動提起を行った後、アピールが全員の拍手で採択されました。最後に、広木昭代さんの元気な閉会挨拶で集会は終了しました。