２度と被爆者をつくらない！決意新たに
＝原水爆禁止２０１５年世界大会閉幕＝ 　(2015/08/12)

　被爆70年の今年、原水爆禁止世界大会が広島・長崎で開催されました。広島では、４日の開会総会に３３００人、６日のヒロシマデー集会は５５００人が参加し、「核兵器も戦争もいらない」おもいを世界にアピールしました。
　開会総会では、全労連の小田川義和議長が開会宣言し、俳優の宝田明さんらが来賓挨拶。
　宝田さんは「今の日本は、きな臭い世の中になっている。日本は被爆国であり、憲法９条を持ちながら、それがなし崩し的に埋もれていくような危うい時期にさしかかっている。安倍さんはもう白旗をあげなさい」と話し、最後に平和の願いを込めた歌を披露し、会場は大きな拍手に包まれました。
　閉会総会では、青年実行委員会の三宅憲子さんが、被爆者訪問での取り組みなどを報告。参加者全員で「戦争させない」「誰の子どもも殺させない」とコールしました。
　最後に「平和を願うすべての人々と手をたずさえ、今こそ声を上げよう」の広島からのよびかけを採択しました。