今こそ、労働組合が立ち上がるとき
〜第52回広島県労連評議員会開催〜 　(2015/07/02)

広島県労連第５２回評議員会が、６月27日広島市東区ロードビルで開催され、評議員ら48人が参加しました。
開会にあたって川后和幸議長が「昨日全国災対連の中央交渉の中で、福島第一原発事故による被災地の援助打ち切りが表明され、被災者は怒っている。広島の災害に代表されるように、現在国民の75％が危険地域に住んでおり、行政のあり方が問われている。
　国会で審議されている戦争法案は、戦争を知らない世代がごり押ししようとしている。そして、戦後70年間続いた平和憲法、労働法制が根こそぎ崩されようとしている。『昔は暮らしはよくなる』という夢を持っていたが、40歳代より下は夢さえもてなくなっている。１億円以上の資産が１００万人いると言われるが、圧倒的市民は、子や孫を守るために立ち上がらざるを得ない弱者である。
　今ほど労働組合の真価が問われている時はない。老いも若きも共にがんばろう」と挨拶しました。
　春闘総括の提案の後、討論では13人が発言。庄原日赤の田中里実さんは、給食委託化反対の取り組みの協力に感謝し、今後は安全・安心の給食の実現を求めて頑張る」と、パワーポイントを使って説明しました。
　すべての議案が全員の賛成で採択され、「安倍政権打倒」に向けてガンバロウを三唱し、終了しました。