シャープ福山関連労組を３１人で結成 　(2008/12/27)

　シャープ福山工場に派遣され、12月15日付で解雇された派遣労働者が31人（うち女性16人）が、12月26日に福山シャープ関連労働組合を結成しました。
　経過は、「労働相談センター福山」へ12月21日（日）に初めての相談。23日には23人が集まり労組結成を決意し、25日には30人が集まり、結成大会を行ったというまさに電撃結成でした。
　上部団体は「地域労組ふくやま」と「全日本金属情報機器労組（ＪＭＩＵ）」に加盟。
　組合結成後、代表２人と県労連今谷副議長、地域労組ふくやま神原書記長、ＪＭＩＵ山本副委員長は新幹線に飛び乗り広島へ。広島県庁で広島で記者会見をした後、夕方にはキャリアシップへ訪問し、「労働契約の途中で打ち切りを撤回し、少なくとも契約に基づく雇用を継続すること」「シャープに直接雇用を求めること」の要求書の提出を行いました（事務所不在で翌日対応）。
　また、派遣先であるシャープに対しては「キャリアシップとの派遣契約を回復し、労働者の雇用の継続を求める」「シャープ福山工場での労働を踏まえ、直接雇用すること」の要請書を26日に提出しました（写真は要請後、記者団に囲まれる地域労組ふくやま神原書記長）。
　たいへんな状況での組合結成です。皆さんの激励とご支援を。