最新ニュース 　(2007/09/27)

＠＜新たな情勢に合った改憲阻止のたたかいを！

＠＜働くルール確立、格差と貧困の是正を！

＠＜強固なローカルセンターの建設を！

第１９回定期大会開く

　広島県労働組合総連合は９月２２日、第１９回定期大会を開催し、一年間の活動を総括し、運動方針を審議し決定しました。

　大会は、藤井みな子副議長の開催挨拶ではじまり、大会議長に植木俊郎さん(県医労連)、末国高之さん(県北地域労連)を選出、大会議長から資格審査委員会、議事運営委員会、大会書記局の委嘱、任命が行われ、議事が進行しました。

▼安倍辞任は労働者の怒りの反映

　挨拶に立った尾野進議長は、安倍辞任は「無責任極まりない」と痛烈に批判、「自公政治が進めてきた構造改革路線に対する労働者･国民のの怒りの反映であり、新たな政治情勢を作り出したことに大いに確信を強めたい」と強調しました。

　また参院選、「残業代ゼロ法案」、最賃などにふれ運動が前進していることを強調しながら、政府･財界が進めてきた「社会保障」後退、画策する「労働ビックバン」、消費税増税阻止運動での労働組合の役割をはたすことを呼びかけました。

　来賓の全労連･渡辺正道事務局次長、自由法曹団･労働弁護団両広島支部･池上忍事務局長、日本共産党広島県委員会･藤本聡志常任委員から連帯の挨拶を受け、寄せられたメッセージが紹介されました。

▼確実に前進した０６年度活動
　
　続いて、内谷富雄事務局長がマスコミの世論調査で護派が着実に上昇するなど、憲法を守る運動は確実に前進している。

　ローカルセンターの任務である最賃改善は１５円アップを答申、審議委員獲得、傍聴などの運動の成果と総括すると同時に、社会保障の後退を許さない運動をになう「社保協」の強化、メンタルヘルスの深刻化を解消を図る「いの健」の役割、最賃改善の「パリン」の働き、制度あって介護なしの介護福祉労の奮闘を紹介し、これらの運動をすべての組織が担うことを要請しました。

　藤本健財政部長が、「会計は、一見潤沢そうに見えるけど、人件費のからくり」を紹介する０６年度の会計決算報告、「共同基金」と全労連の組織拡大強化基金の違いを紹介する０７年度予算案を提案。

　眞安哲三会計監査が監査報告しました。

　昼食休憩時には、全労連が作製した「いまそこにあるユニオン」が上映され、再開された後、「生活保護費削減は２５条違憲」と裁判闘争を進める生活と健康を守る会・加藤さん、契約社員の労働条件改善に取り組む広電なかよし会・広田勝昭事務局長から連帯挨拶が行われました。

▼２６名が討論に参加

　続いて行われた討論では、「木村裁判」の支援要請、東京海上日動火災のたたかい、みゆき広場･ゆりかご保育園両争議の勝利報告、「岡崎裁判」勝利的和解、ディナーサービス勝利和解、アスベスト被害救済の県内状況、高齢者継続雇用の団交、国鉄闘争の支援強化、最低保障年金制度確立を目指す運動、シルバー人材センター賃上げのたたかい、私学助成削減撤回を求めるたたかい、教研集会支援お礼、医療充実１００万署名の到達点、ＩＬＯ批准を求める運動、指定管理者制度導入による現場の状況、広島市福祉サービス公社廃止など公サービスの後退、人事院勧告の前進、就職求人の現状、市場化テストによる職場の状況、広島市の保育園民間移譲の計画、組織拡大の成果、女性センターへの参加要請、パリン活動紹介、青年ユニオン活動、沖ヒロ紹介、革新懇紹介などたたかいの報告･紹介、協力要請など、各分野にわたって発言がありました。

　広島県労働組合共済会総会、内谷事務局長の討論のまとめが行われ、会場封鎖、資格審査委員会による代議員数が確認され、議案採決に移りすべての議案が全員の賛成挙手で採択されました。

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＠＜▼幹事立候補者全員が信任　　　　　

　選挙管理委員会から役員選挙の説明の後、投開票が行われ最高７５票、最低７３票で立候補者全員が信任されました。

　大会宣言、特別決議が了承され、山田昭夫副議長の閉会挨拶、尾野議長の発声でガンバロー三唱で１６時５０分閉会しました。






　
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憲法を守る街頭宣伝　１０７回目

　共同センターは９月１９日、１０７回目になる憲法を守る街頭宣伝を実施しました。