最新のニュース 　(2007/08/30)

＠＜教育全国集会　
　　　広島で開催

教育を国民の手に

　「みんなで21世紀の未来をひらく教育のつどいー教育研究全国集会２００７」が８月１６日〜２０日、広島市を中心に開かれました。

　猛暑のなか、会場の広島国際会議に２０００人以上が駆けつけました。【写真】

　実行委員会の米浦正代表(全教委員長)は、昨年末の教育基本法改悪反対の運動は、教育運動史上特記すべき到達点を築いたと報告し、先の参院選で安倍自公政権の「教育再生」路線に対する、国民の厳しい審判が下されたと強調しました。

　２･３日目は分科会、４日目は教育フォーラムが開催され、教師、父母、地域の人たちが、教育をめぐる課題を討論し、交流を深めました
。
　「教研集会」のひとつの特徴になっている「右翼」の妨害も苛烈で、物々しい警備体制が組まれた反面、会場の周りにフェンスの防御柵設置を許さなかったのは、大きな特徴であり広島の誇りです。

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＠＜広島地方最低賃金審議会 今年２回目の本審開かれる

「滑稽」といわれてもしかたない審議会

　広島地方の最低賃金を決める最賃審議会本審が８月２０日、広島合同庁舎で開かれました。

　今年2回目です。参加者は公益代表３名(定数５名)、使用者３名（同５名）、労働者５名(同５名)でした。

　審議会では、傍聴者(４名)にも事務局提供の資料が提供され、中央最賃審の審議内容の報告、目安が示されたことが事務局より報告されました。

　「産別最賃」諮問の有無が事務局より提案されたとき、使用者代表は即座に「不同意」の発言をしましたが、労働者代表からは何ら発言がありませんでした。

　気を利かした(と思える)審議会長より「意見の一致を見ませんでしたので、継続審議とします」と発言する「滑稽」な場面がありました。

　労働者代表の「態度」は批判されても仕方ありません。

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愛光園の民主的運営を！

＠＜第２回木村さんを職場に戻す会総会

　「木村孝代さんを職場に戻す会」第２回総会が８月２４日、呉市で開かれました。

　「木村事件」は昨年４月、働いていた救世軍･愛光園(呉市)に就労拒否され、実質上解雇されました。

　仮処分、第一審で画期的な勝利判決を勝ち取りましたが、園が控訴し広島高裁で審議されることになっています。

　総会では、高盛弁護士が裁判の経過と高裁に臨む姿勢を報告し、会の目的である「職場に戻す」運動の強化が確認されました。

【写真左】あいさつする木村ご夫妻
【写真右】総会会場