最新ニュース 　(2007/06/21)

＠＜働くルールの確立、
憲法九条を守ろう！

第３６回評議員会開く

　広島県労連は６月１６日、第３６回評議員会を開き、０７春闘を総括するとともに、当面の運動方針を決定しました。

△政治の流れを変える絶好のチャンス

　評議員会は藤中さん(全教広島)を議長に選出。

　挨拶に立った尾野進議長は、悪法成立に強引な国会運営を続ける安倍首相を「暴走」と批判。小泉流「構造改革」の誤りが｢ワーキングプア｣「ネットカフェ難民」を生んだと指摘し、最賃の大幅引き上げ運動の強化を訴えました。また、ヒロシマで開かれる「教育のつどい」の意義を強調、参院選は政治を変える絶好のチャンス、悪政阻止の大きな流れを作ろうと呼びかけました。

△労働３法の危険性を解明

　続いて、議案提案した内谷富雄事務局長は、２つの選挙を見据えた運動、流れの変化をつくる学習･集会を報告し、県労委･最賃審委員公正選任運動の前進、賃金改善、企業内最賃、子育て協定の状況を報告しました。

　また、現在国会で審議されている労働３法は、一方的変更などの問題点を指摘しました。

　９月２２日第１９回定期大会開催が決まっていることを報告し、当面の運動方針として最賃闘争強化、働くルールの確立、公サービス充実、組織論として女性センター、青年部の充実、いの健、社保協運動の重要性を報告し強化を訴えました。

　藤本健財政部長が第２期中間会計報告を行い、川后和幸事務局次長から選挙管理委員会設置、０７年度役員定数が提案されました。

　討論では、公サービスは正規労働者だけで担われていない事が明らかにされ、ヒロシマ労連は｢地域総行動｣の前進面を報告しました。全損保＝リストラ、医労連＝安佐地区小児医療充実の取り組み、建交労、通信労組、パリン＝最賃改善の取り組み、組織運営を報告。
　
△教育のつどいの成功を！

　全教は「教育のつどい」の成功に向けた取り組み、地域労組＝ディナーサービス裁判、アスベスト被害報告、自衛隊情報保全隊の違憲･違法な国民監視など情報報告と方針を補強する発言が相次ぎ、１９名が発言。

　内谷事務局長による「まとめ」で、当面の運動が再確認され、運動方針、会計・監査報告、選挙管理委員会設置、次年度役員定数が挙手によって採択されました。

　最後に「労働者の誠実な要求を結集して、安倍自公内閣の暴走ストップ！県報と平和を守り、格差と貧困の是正、雇用・くらしを守る政治の実現へ総決起しよう！」と参議院選挙アピールが採択され、尾野議長の音頭でガンバローが三唱されました。

【写真上】開会挨拶する尾野進議長　

第１９回定期大会　　９月２２日　　　

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＠＜昼休みデモ 　　　

安倍自公内閣の暴走ストップ

　第１６６国会の会期末を向かえ、安倍自公内閣の悪法成立に向けた国会運営の暴走が続いています。

　広島県労連が加盟する「憲法と平和を守る広島共同センター」は６月１３日、京口門公園から原爆ドームまでデモ行進を行い、安倍内閣の暴走を許すなとアピールしました。

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「教育のつどい」参加を呼びかける戸別ビラに挑戦

広島県労連は６月１７日、全教の呼びかけに応じ、８月に開かれる「教育のつどい」を案内する地域ビラに挑戦ししました。