最新ニュース 　(2007/05/03)

「改憲手続き法」廃案へ

＠＜各組織が分担・連日宣伝

　憲法改悪につながる「国民投票法」が衆院で強行採決され、参院特別委員会で強行日程で審議が進められています。

　広島県労連は広島市内を８コースに分け、各組織が分担し、きみはる号で「廃案を求める」宣伝を展開しました。

　宣伝カーに手を振る人もあり、憲法九条を守ろうとの世論が、確実に盛り上がっていることが実感できる宣伝行動でした。

【写真】４月２６日安佐南区へ宣伝に出発する大山さん(地域労組)、坪井さん(自治労連)
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完全勝利　　　　

＠＜救世軍・愛光園との地位確認
一時金を含め賃金支払い命令

　救世軍･愛光園に理不尽な退職強要をうけた木村さんが、「地位確認」を求めた裁判の判決が２５日、言い渡されました。

　判決は、雇用契約上の権利を有する地位にあること、毎月の賃金と年二回の一時金の支払いを命じる「完全勝利」でした。

　裁判所内で歓声は上げられませんでしたが、傍聴席に入りきらない支援者の皆さんに、満面の笑みがあふれていました。

　夜、報告集会が開かれ、救世軍本部へ「控訴するな」の要請を、強化することが確認されました。

【写真】広島地裁呉支部前で喜びを分かち合う、左から「戻す会」中森会長、一人おいて高盛弁護士、木村さん、藤川事務局長、木村さんの夫

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「残留孤児訴訟」不当判決

帰国義務はあったが義務違反はない

　終戦後、中国に置き去りにし救出の手立てを取らず、帰国後も充分な生活支援をしていない政府に、賠償を要求した「残留孤児訴訟」の判決が２５日行われました

　判決は、早期帰国を実現する義務はあったと認めながら、義務違反はないとし、帰国後の生活支援は法的義務はないとする不当なものでした。

【写真】「不当判決」の垂れ幕をかざした井上弁護士。