最新ニュース 　(2006/05/03)

第７７回メーデー　　
　　　　　　県内５ヶ所で開催

＠＜小泉構造改革
　　　憲法改悪に反撃

　小泉流構造改革、憲法改悪の動きに労働者の怒りと運動が広がるもと、５月１日、第７７回メーデーが広島県内５カ所で開かれました。

　広島市では、広島県労連など５３団体で作られた実行委員会主催の広島県中央メーデーが、新緑映えるハノーバー庭園で開催されました。

　また夜、呉、尾三、福山、県北でメーデーが開かれ、集会後のデモ行進で「小泉構造改革ＮＯ！」「憲法改悪許すな！」のシュプレで市民に訴えました。

【写真】 ハノーバー庭園を埋め尽くした参加者

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もうひとつの日本を目指すたたかいを　　　

　第77回広島県中央メーデーは午前１０時、広島うたごえ協議会のうたごえでスタート。約２０名の歌声で「晴れた五月」「８時間ソング」と、広島医療生協のフラダンスが披露されました。

　オープニングでは医労連煙崎時期次長が、峠三吉の「一九五〇年の八月六日」を朗読。民商県連大植事務局長が開催宣言。集会議長に県労連今谷副議長、青年ユニオン竹森委員長を選出し、竹森委員長は、「青年フェスタ」を紹介する挨拶を行いました。

　主催者挨拶をした尾野県労連議長は、五年経過した小泉内閣が壊したのは、「国民のくらしと平和、アジア近隣諸国との信頼」と指摘し、「民間開放・規制緩和が社会格差を拡大し、国民のいのちやくらし、安全・安心を脅かしている｣と批判し、小泉政権と対決しようと訴えました。

【写真】主催者挨拶する尾野代表委員

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　中林元衆議員が来賓の挨拶を行い、医労連石丸さんがメッセージ紹介、３０名近い来賓を集会議長から紹介されました。

　決意表明・訴えでは、「『小さな政府＝大きな負担』公共サービスは許されない」公務労組を代表して辻岡県国公事務局長、「米軍再編強化反対、岩国住民の意思を尊重しろ」西部の会坂本事務局長、「医療・介護大改革反対、社会保障の充実を」自治労連・介護福祉労組由茅委員長、「消費税増税、国民負担増許すな」消費税をなくす会尾野代表、「許すな！憲法改悪、教育基本法」憲法集会実行委員会石口事務局長が発言しました。

　プラカード・デコレーションコンクール審査発表、メーデー宣言の提案・採択、ガンバロー三唱で無事終了しました。

　デモ隊は今年初めて商店街との連携でタカノ橋商店街まで実施。商店街でそれぞれが昼食、ショッピングを楽しみました。

【写真】デモは今回初めてタカノ橋商店街で解散