福山派遣村に72人が相談（ボランティアものべ124人参加） 　(2009/07/06)

　福山派遣村は、6月20日（土）、21日（日）いずれも10時〜17時まで、福山中央公園で行われました。元福山シャープ労組の青年たちの呼びかけで実行委員会を結成し、準備を進めました。　二日間で、医療相談16件、解雇など労働問題11件、生活保護などの生活相談が17件、借金2件、税金相談が12件でした。炊き出しのみの参加が23人、健康チェックには59人が参加しました。　炊き出しは、カレーライスのほか、福山名物たこ飯、うどんも肉うどん、きつねうどんと多彩でした。　
　総合窓口の受け付けには20日45人、21日には27人が訪れています。また自立（ホームレスから生活保護へ）は８人でした。　スタッフは2日間で述べ124人が参加。カンパは2日間の5万6千円を含め、45万6千円（21日現在）が集まりました。　
　閉村式で、青年実行委員会メンバーは、「私たちはシャープの闘いで、みなさんにお世話になりました。そこ恩返しをと思い、また、私達のように派遣切りなどで苦しんでいる人への対応ができればと思いました。2日間の派遣村の行動の中で、福山でも貧困が広がっていることが実感できました。みなさんのご支援で派遣村ができたことに感謝します。」と代表して挨拶をしました。
　副村長で奮闘した大畑真理さんは「たいへんだったけどたくさんの人に来てもらえ良かった。でも相談で終わりではなく、今後のフォローも大切」と話されています。