前進を確認し新たな挑戦を！ 第32回評議員会開く 　(2005/06/23)

　05春闘のたたかいの総括と当面の運動方針を審議する第32回評議員会が６月４日、広島市内で開かれました。
　評議員会は、議長に角田豊全教広島委員長を選出、資格審査、議事運営委員を任命し開始しました。挨拶に立った尾野進議長は、ＮＰＴ再検討会議要請団をねぎらい、派遣するための協力に謝辞を述べ、引き続く高失業率の触れ、呉、福山に常設労働相談センターの開設、ローカルユニオン結成など前進したことを報告しました。一方公務員攻撃は激しさを増し、雇用を守る運動とあわせて奮闘する必要があると訴え、安全・安心を求める運動強化を強調しました。また、「６・19岩国集会」「原水禁世界大会」の成功を呼びかけました。
　続いて議案提案に立った内谷富雄事務局長は、�@新たな社会情勢と切り結ぶ、�A国民と連帯、�B改憲阻止、核廃絶に戦後史をかける、�C組織を増やし、全組合員参加の05春闘を目指し、その方針に基づいて展開した運動を報告しました。また、国会終盤にあたってのたたかい、秋に向けての運動方針として憲法、指定管理者制度、企業通信簿、労働法制改悪のたたかい、原水禁大会、共同基金成功をめざす運動構築を提起しました。同時に、規約の一部改訂事前提案、事務局運営規定報告、組織拡大基金の運用を報告しました。
　第２期会計中間決算報告、監査報告を門田事務次長、真安会計監査が報告し、三戸事務局次長が選挙管理委員会設置、役員定数を提案しました。
　評議員による討論には８名がそれぞれの運動を報告し、利元幹事より平和、核問題の補強発言がありました。
　討論のまとめとして当面の日程の報告、協力要請があり、すべての議案が採択され、閉会挨拶、ガンバロー三唱で閉会しました。